【開催レポ】18.03.03障がい者福祉施設×カフェ×大人の社会活動
3月3日淀屋橋にある福祉カフェGIVE&GIFT(give-and-gift.jp/)にて障がい者福祉を考えるイベントが開催されました。
支援学級・支援学校に通う子どもたちにとって、18歳で高校を卒業したあとの自分たちの進路は想像するのは難しい・・・
実は障がい者の保護者の皆さんにとっても、通っている小学校の先生にとっても、やはり分からないことが多く、その答えに巡り会える機会はほとんどないといいます。
今回の取り組みは、NPO法人二枚目の名刺の活動(nimaime.com/)に賛同した6名の大人たちと、
淀屋橋にある福祉カフェGIVE&GIFTが「障がいのある子どもたちの未来」と「障がいのあるお子さんの保護者の皆さんの未来」を考えて、実施されたイベントです。
障がいのある子どもたちが、18歳以降に進む可能性のある福祉施設。
参加者の障がいがある子どもたちは、料理を作ることを通して、自然な形で福祉施設を体感していました。
GIVE&GIFTに通う利用者さんは、お兄さん、お姉さんとしていきいきと子どもたちにいろいろ教えてあげていました。実際福祉施設で働いてみてどう感じたかなどもインタビュー形式で話してくれました。
保護者の皆さんは、先輩ママたちのお話を聞いて我が子の将来のことや働くということを考えたり、施設への理解を深めておられました。
たくさんの思いや願いが込められて実施されたイベントは、従来の暗い福祉のイメージを払しょくするにぎやかな楽しいイベントとなりました。
GIVE&GIFTの利用者さん、職員の方々、参加者の障がいあるお子さんとその保護者の方々、
ボランティアスタッフとその子どもたち、ご協賛企業の方、放課後デイサービスの先生方、民間支援企業の方・・とたくさんの人々を繋ぐ大きな意義あるイベントとなりました。
ボランティアとして、参加した私たち二枚目の名刺メンバーにとっても、
とても密度が濃く、障がい者福祉に間近で触れることができた一日になりました。
今回、広報としては、支援学校や小学校の支援学級、放課後等デイサービスに、
郵送物を送ったり、電話をかけたり、新しい試みを広めるべくコンタクトを取りました。
その中でも、改めてメンバーが痛感したのは受け皿となる学校や施設の理解が、とても遠いところにある、ということでした。
どうすれば、福祉施設の中にある可能性を小さな子供を持つ保護者の皆さんに考えたり、感じてもらうことができるのか。
どうすれば、支援学校・支援学級ではなかなか学ぶことができない「子どもが大人になった時」に備えて、今からできることを実感してもらえるのか・・・答えが少し見えたような、見えなかったような一日でしたが、小さな一歩をたくさん前に進められたようにも感じました。
今回の取り組みは、企業にとても意義あるイベントとして共感していただき、たくさんのご協賛・ご協力をいただきました。
【ご協力企業】江崎グリコ株式会社様、はまだ歯科クリニック様、一般社団法人ワーシャル様、NTT西日本株式会社様、OBPアカデミア様、FMaiai様、神嵜クリニック様
ワーシャルWEBチーム
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