仕事ができる人が”アソビ上手”な理由~より仕事を楽しみ、豊かに生きるために~

仕事やキャリアデザインにおいて、戦略的・論理的な考え方が重要視される傾向が根強くありますが、実は対極に存在すると思われがちな「感性」や「感覚」もすごく重要です。

仕事ができる人はアソビも上手な人が多いです。なぜでしょうか?

人の思考は感覚から始まる

マザー・テレサは以下のように言いました。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

この名言は素晴らしく人の本質を突いていますが、思考の前に「違和感に気をつけない、それはいつか思考になるから。」という言葉があった方が良いと思ったことがあります。

巷でよく言われるように、何かを戦略的、論理的に考えることはもちろん重要です。

しかし、何かを感じること、つまり人間に備わる感性はそれ以上といっても良いくらい重要です。なぜなら、感覚への入力が必ず始めにあり、そこから思考や論理の構築が始まるからです。何かを感じる感性・感覚がなければ思考は生まれません。

個体として人間が外界の情報を取り入れるとき、入り口はいつでも、どんな時でも感覚であり、中間地点に論理や思考があり、出口は行動です。

つまり、論理と感覚の2つは対極にあるものではなく、流れの中でセットで存在しているものです。どちらも非常に重要で、車輪の両輪のようなものなのです。

違和感を大切に生きる

生きている以上、普段当たり前にやっていることになぜか違和感を感じることもあります。例えば、

  • 「自分はこのままこの仕事を続けても良いのだろうか?」
  • 「この仕事のやり方で本当に良いのだろうか?」

などです。

”石の上にも3年”と言いますが、だいたい3年くらい働くと1度はそのように考えるものです。

”何となく違和感”を持つことはすごく重要です。

これは必ずしもすぐに言語化できる状態のものではなく、なんとなくモヤモヤした気持ちが生じたり、まるで雲が頭の中に浮かんでいるかのように漠然と感じられるものです。

そこから、「なぜ自分はそう感じるのか?」ということを考え、なぜ?なぜ?と深く掘り下げて考えていきます。

少しずつ、時には人と会って同じような悩みを持つ人が表現している言葉などを自分なりに咀嚼し、徐々に自分の中で言語化されていきます。数年掛かるかもしれませんし、明日閃くかもしれません。

頭の中のモヤモヤをはっきりと認識できるようになった時、人の論理や思考、ひいては自身の行動指針や人生観が形成されていきます。

 

本来は当たり前のことですが、仕事をすることは人間にとってあくまで人生の一部であり、仕事の中に人生があるのではありません。

哲学者のソクラテスは、「生きるために食べよ、食べるために生きるな」という旨のことを言っています。

しかし、だからといって、人は収入なしでは生きてはいけません。仕事と人生を完全に切り離して考えるのではなく、どちらも同じ土俵に存在する大切な要素なのです。

勉強会やセミナーでより深く吸収・勉強する方法

アソビ

勉強会に通って、その価値を最大化するために、より多くの「気付き」を得る必要があります。では「気付き」とは一体なんでしょうか?

それは、今までの自分がいた世界では問題視していなかったことに焦点を当てられるようになることです。

つまり、当たり前だと思っていたことに「違和感を持つこと」こそが「気付き」です。

ただ知らないことを知るだけ、つまり知識を得るだけなら、ネットにある情報を探せばそれで済みます。感性・感覚を働かせて、何か自分の課題や問題に気付くことで勉強会の学びは一層深いものになります。

アソビは感性を磨き、入り口を増やす

感性を磨くためには、アソビで感性を磨くことが大切です。自分がどんなことをすると、どんな風に心が動くのか?そういったことに集中する活動がまさしくアソビなんですね。アソブことで感性が磨かれていきます。

アソビというと何かレクリエーションやアクティブで派手な活動をイメージすると思いますが、それだけではなく、音楽を聴いて深く感動するなど、家で一人でもアソビで心を磨くことも可能です。

人類が一生懸命発明してきたものは、難しい研究や生活が便利になるような科学技術・テクノロジーだけではありません。

文学や小説、絵画、素晴らしい音楽などの芸術も人類の叡智がつまった画期的な発明です。

ぜひ、積極的にアソビを楽しんでみて下さい。

きっと、ひたすら仕事に没頭するよりも、結果的に仕事も上手くいき、人生がより豊かになることは間違いありません。