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【開催後レポート】2019.5.18 第3回 働き方プレゼンピッチ~社会的複業でジブンが見つかる~

2019年5月18日、グランフロント大阪で一般社団法人ワーシャル主催の「第3回医療介護福祉 働き方プレゼンピッチ」が開催されました!おかげさまで定員の100名が満席となり、会場は熱気に包まれました。

「働き方プレゼンピッチ」とは?

2019年4月から「働き方改革関連法」が順次施行されています。政府主導の働き方改革により、民間企業でも労働環境の改善や採用活動にも変化がみられています。

一方で、「2025年問題」、つまり団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されています。

社会と医療介護福祉職をもっと元気にする「社会的複業」

現場の医療介護福祉職は、人との暖かい交流がある仕事に大きなやりがいを感じている反面、漠然とした不安を抱えている人も少なくありません。

・「このままで良いのだろうか?」

・「何か違う働き方があるのではないか?」

・「もっと自分の力を活かせる場所があるのではないか?」

そこで、実際に【新しい働き方】を実践している登壇者5人をお迎えし、プレゼンピッチを開催しました。

(※”プレゼンピッチ”とは、プレゼンテーションを行い、協力者を募る場のことです。)

登壇者の皆さんは、「自分らしさ×社会貢献×仕事力」で生み出す「社会的複業」で、社会に価値を提供しながらユニークな方法で自己実現に邁進されている方々ばかりです。

第3回 医療介護福祉「働き方」プレゼンピッチ内容紹介

第一部は登壇者のプレゼンピッチ、第二部はワークショップ形式で行われました。

第一部 登壇者プレゼンテーション(発表順にご紹介)

【各登壇者のグラフィックレコード】 平岡さん、チームクラプトンさん、北山さん

【各登壇者のグラフィックレコード】 阿部さん、阿川さん

以下にご紹介する5人が今回の登壇者の方々です。皆さん、思いの伝わる素晴らしい熱量のプレゼンで、会場が熱気の渦に包まれました!

1、平岡 史衣(ひらおか ふみえ)さん

◾︎おじいちゃんおばあちゃんの生きがいをつくる働き方

◾︎所属:生きがい応援ナースふうみん

関西を中心に全国へ活動を広げながら、看護師として働き、生きがい応援ナースとしてシニア世代の生きがい応援活動を行う。

シニアファッションスナップ活動や、各地介護施設での介護予防ダンストレーナーとして活動中。「おじいちゃんおばあちゃんが輝くことで若者が未来に希望を抱ける社会を作りたい!」と、おじいちゃんおばあちゃんのプロダクション『アンコールプロダクション』立ち上げを目指しクラウドファンディング挑戦中。

全国を旅するおじいちゃん”まーじー”さんのお話と、”ハッチー”さんの”DJおじいちゃん”のプレイが会場を盛り上げます!

”DJおじいちゃん”のハッチーさん。スマホを操りDJプレイを披露!

2、TEAMクラプトンの仲間たち

◾︎地域をデザインする働き方

「みんなでつくろう」をモットーに、改装やイベントの設営をする集団。

依頼主や、その周りの人々を巻き込み、建築現場を”みんなでつくれるように”マネージメント。「つくる」ことを「みんな」でやることで、紙幣価値を超えた関係性ができ、自分の関わった場所が街に散らばり、コミュニティーができる。そんな、頼られたり、頼ったりが飛び交う社会をつくるため、現在は4人チームで住込型の設計施工集団として、西日本を中心に各所に出現中。

地域のみなさんを巻き込んでつくる建築物がすごく素敵なデザイン。

3、来山 佳奈(きたやま かな)さん

◾︎企業CSRの働き方

◾︎所属:塩野義製薬株式会社、CSR推進部・こどもの未来支援室 社会貢献グループ

塩野義製薬株式会社CSR推進部・こどもの未来支援室 社会貢献グループにて、「障がいを有する患者さんが服薬指導を受ける際のコミュニケーションバリアをなくす」ことを目指したコミュニケーションバリアフリープロジェクト(CBF-PJ)に、「聴覚障がい当事者」として携わる。

当事者の視点を活かし、企業のCSRで社会を変えるプロジェクトを推進。

4、阿川  勇太(あがわ ゆうた)さん

◾︎パパの働き方

◾︎所属:兵庫医療大学 看護学部 公衆衛生看護学分野 助教、

◾︎NPO法人ファザーリングジャパン 関西 メンバー、看護男子プロジェクトメンバー

大阪府寝屋川市出身。行政保健師、保育園保健師兼産業保健師を経て現職。2児の父で、育休取得経験あり。

今までに多くの母親や父親の育児相談に応じ、子育てで笑顔になれない親が多いことに気付き、大阪府立大学大学院看護学研究科にて、家族看護学を専攻。子育て期の家族(特に父親)に注目し、研究を行っている。

一方、ファザーリング・ジャパン関西などでも活動し、父親としての自分を楽しみながら父親支援も行っている。

5、阿部 裕彦(あべ ひろひこ)さん

◾︎超クリエイティブ公務員ヒップホッパーの働き方
◾︎所属:兵庫県加西市役所、「きてみて住んで課」課長補佐

課題が大きいほど燃える超クリエイティブ公務員ヒップホッパー!!官民連携と情報発信が得意分野で、県立高の体育講師も務める。

ボランティアダンサーとして障がい者や高齢者支援に取り組みながら、地域活性化活動団体も立ち上げて多数の地域商品づくりも実現。

プレゼンでは、漫談のような楽しい語り口調と、キレッキレのダンスが会場を盛り上げました。

第二部 ”ジブンが見つかる”ワーク

第二部では、各グループに分かれてテーマに沿って意見をブレストします。

テーマは3つ。この中から好きなものを1つだけ選びます。

  1. 高齢者、子供、障がい者も一緒に生きがいを見つけられる令和元年大流行!となった場作りとは?
  2. 全国民に無条件で毎月100万円を支給する法案が決定!余ったお金、時間と好きなことで取り組むプレジェクトとは?
  3. あなたは介護施設の社長です。GWに介護職員に10連休を取ってもらいたいが、人員が足りない!その時思い付いた最高の休み方改革とは?

皆で意見を出し合い、模造紙に書き出していきます。ブレストなのでどんなアイデアでもOK!出来るだけ頭を柔軟に、想像を膨らませましょう!

各グループごとに発表します。

”せんぼくん”も登場!!

みんなで”せんぼくん体操”を踊ってリフレッシュしました。

協力・協賛企業・団体のみなさま

最後に

改めまして、参加者のみなさまはじめ、登壇者、運営チームメンバー、また本イベントの情報拡散に関わって頂いたみなさま、本当にありがとうございました!!

次回の第4回プレゼンピッチは、2019年10月頃、名古屋と大阪で同時開催予定です!運営メンバーも募集中!引き続き宜しくお願い致します。

ご参加頂いた方、登壇者、運営メンバー、全てのみなさんの 溢れる”想い”と”ワクワク”が、弱さを武器に、困難を希望溢れる挑戦に変えていきます。多様性のある繋がりの中で助け合い、より明るく楽しい未来を築いていきましょう。

〜第3回 医療・介護・福祉 働き方プレゼンピッチ運営チームメンバー 一同より心を込めて〜

〜Special Thanks〜

【グラフィックレコード】外崎祐美(とのさきゆみ)さん

【熱血応援団長】横川考史さん

写真向かって左

【”神”司会】平栗潤一さん

写真向かって左

※今回のイベント参加費の内5%は「TSRUMIこどもホスピス」の寄付金とさせて頂きます。

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生き方専門家 西野 英行
ポジティブ心理学実践インストラクター/理学療法士/ブロガー。本業をしながら、個人で多方面に活動する「セミフリーランス」という新しい働き方を実践中。著書「100歳まで元気でいるための歩き方&杖の使い方」

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