【開催後レポート】2019.10.26/27 第4回 大阪・名古屋 働き方プレゼンピッチ~じぶん発信で複業家が生まれる!~
目次
半年ごとに開催し、毎回100名規模の人が集まる、医療介護福祉 働き方プレゼンピッチ。今回は第4回目の開催で初となる、大阪、名古屋同時開催での開催後レポートです。
「働き方プレゼンピッチ」とは?
医療介護福祉業界の労働人口が増え、少子高齢化が進むこれからの日本で、働き方変革の必要性は高まるばかりです。
その中で、「医療介護福祉職は日本の働き方を変えていくキーマンだ!」というコンセプトのもと、2018年より半年に1度のペースで開催している「医療介護福祉働き方プレゼンピッチ」。
医療介護福祉職はもちろん、異業種の方も垣根を超えて100名規模の人が集まるビッグピッチイベントです。
働き方プレゼンピッチでは、実際に【新しい働き方】を実践している登壇者5人をお迎えし、発表を行って頂きます。(※”プレゼンピッチ”とは、プレゼンテーションを行い協力者を募る場のことです。)
登壇者の皆さんは、「自分らしさ×社会貢献×仕事力」で生み出す「社会的複業」で、社会に価値を提供しながらユニークな方法で自己実現に邁進されている方々ばかりです。
第4回のコンセプトは
働き方プレゼンピッチでは、毎回コンセプトを決め、登壇者をご招待しています。
第4回目である今回のコンセプトは、「じぶん発信で複業家が生まれる!」です。
「インフルエンサー」という言葉が世間一般にも深く浸透し、SNS、ブログやYouTubeで誰もが大きな影響力を持つことができる、個人にとって可能性に溢れた時代になりました。
自分らしい働き方を実践する際に、「情報発信をしていること」は欠かせない要素の1つです。
ここでいう情報発信とは、「外部に向けて何かを伝えようと行動すること」全般のことを指し、例えSNSやブログをしていなくても、
- 誰かと会い、自分の言葉で語ること
- 人の相談に乗ること
- イベントを企画し、発信すること
なども含まれます。
とにかく、「活動や自分のことを知ってもらう=認知してもらう」ことでしかシゴトは始まりません。
参加者の皆さんにそのきっかけとなる場を提供できればと願い、今回の働き方プレゼンピッチは開催されました。
プレゼンピッチの動画
今回のプレゼンピッチの動画を、運営メンバー、作業療法士の廣瀬哲治さんが作成して下さいました!ありがとうございましたm(_ _)m
10/26(土)大阪会場の様子
【第一部】プレゼンター発表
①理学療法士ブロガー 西野英行さん
理学療法士として働きながら、リハビリのブログを書く中で多くの方に情報を届け、書籍の出版にまで至った西野さん。「本業と副業を分けて考えるのではなく、シゴトのバリアフリー」を推進。
③ビジネスで社会課題の解決をするママ社会起業家 三宅 アキ倖(みやけ あきこ)さん
「ママが社会を変える!」赤ちゃんを連れてお仕事ができる”赤ちゃん先生”についてお話して下さいました。
④国際介護士の上地 智枝(うえち ともえ)さん
介護技術を海外に輸出!今までの上地さんのキャリアをストーリーでお話下さいました。日本だけでなく、世界を元気にする社会的複業です。
⑤助産師×性教育YouTuber シオリーヌさん
性教育について助産師としての知識をYouTubeで発信しながら、学校や企業で講演活動などを行っておられるシオリーヌさん。自分らしい働き方を求める結果、情報発信やYouTubeという媒体が必要になったという逆算の発想だそうです。
【第2部】ワークショップ
第二部では参加者全員が5人チームに別れ、意見を出し合い、自分たちができる情報発信(じぶん発信)について話合いました。
10/27(日)名古屋会場の様子
【第1部】プレゼンター発表
①ブログと訪問リハビリ 杉浦 良介(すぎうら りょうすけ)さん
理学療法士として訪問リハビリを行いながら、ブログで情報発信を行い、リアルのコミュニティやイベント、講習に引っ張りだこの杉浦さん。
②フィリピンセブ島と日本の二拠点生活 山田 彩加(やまだ あやか)さん
海外での経験を通じて本当に大切なものを探すため、フィリピンと日本の二拠点で活動を続けている山田さん。
③カイテク株式会社代表取締役 武藤 高史(むとう たかふみ)さん
「テクノロジーで介護現場の笑顔を1つでも増やす」というミッションのもと、「Caigo」✕「Technogy」でカイテク株式会社を設立し、介護業界をテクノロジーで変革するサービスを提供する武藤さん。
④森 友美(もり ともみ)さん
ギランバレー症候群の経験がある当事者セラピスト。オシャレなステッキを使った医療者による、杖ダンスパフォーマンス集団「STICK TOK」の活動をされています。
⑤ちばる食堂 市川 貴章(いちかわ たかあき)さん
認知症の有症者が4人常時働いている「ちばる食堂」でマスターとして料理をお客様に提供している市川さん。
【第二部】ワークショップ
第二部のワークショップは、”ワールドカフェ”スタイルで、ショップとして何をどのように発信していくか皆で考えて発表しました。
最後に
医療介護職の働き方がもっと自由になり、個人もお客様も社会も”三方良し”の状態を目指すために、現代で最強のツールが”情報発信”です。ネットを使っても良いし、リアルで濃い関係性を築くのでももちろんOKです。
「小さなことからコツコツと」じぶん発信を行い、少しでも社会がイキイキと輝く明るい未来を築いていけますように!!
協力・協賛企業、団体のみなさま
たくさんの企業様、団体様、複業メンバー、運営メンバーの方々にご協力頂き、今回のプレゼンピッチを無事、企画・運営・開催することができました。改めて御礼申し上げます。
- アカリエヘルスケアカンパニー株式会社
- 株式会社sieg(ジーク)
- 株式会社フリーステーション(池田、豊能の訪問看護、訪問介護、デイサービス)
- 看護男子プロジェクト
- 一般社団法人UTORI SPORTS COMMUNITY
- 一般社団法人日本介護エンターテイメント協会
- 株式会社コンソーシアムジャパン
- 尼崎市のみんなでつくる薬局「まごころ薬局」
- あなたの未来のフクシスタイル「フクスタ」
- 社会福祉法人慶生会(大阪府下介護福祉事業所多数運営)
- 社会福祉法人優心会(大阪市平野区特別養護老人ホームこうのとり)
- 株式会社ヒューマンライフ(介護スクール「介護のキャンパス」)
- 介護フラワーアレンジメント「ハッピースマイル」
- 一般社団法人守破離
- 有限会社船場西薬局(箕面市調剤薬局)
- 日本バブルサッカー協会関西支部(プラスビート合同会社)
- 有限会社アペックス(大阪市内調剤薬局3店舗運営)
- みやびケアプランセンター(大東市独立型のケアプランセンター)
- 株式会社ビジケア
- みのりグループホーム平野
- 株式会社オーバー
- NPO法人縁活
- 社会福祉法人オレンジの会
- スバルトータルプランニング㈱(撮影協力)
出張写真館 水本 光(HIKARU MIZUMOTO)他、協力多数
寄付
また、大阪、名古屋の2会場で開催した、第4回働き方プレゼンピッチの参加費の一部を下記、寄附させていただきます。
ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
台風19号災害支援基金に関しては、引き続き、イベント参加費の5%を今年度は継続して寄附させていただく予定です。
これからも、個人・企業・地域社会の3方良しの「社会的複業」をデザインしていければと思いますので、皆さまのご支援・ご協力を心からお願い申し上げます。
①TSURUMIこどもホスピス
チャリティランナーへの寄附 合計53,543円
http://www.childrenshospice.jp/support/osaka_marathon/
◆2019年10月26日大阪会場
参加費5%→15000円(100名分)
募金箱→18560円
◆2019年10月27日名古屋会場
参加費5%→5850円(41名分)
募金箱→14133円(41名分)
②ふくしま台風19号災害支援基金
ふくしま台風19号災害支援基金 合計20,850円
(一般財団法人ふくしま百年基金)寄附
https://fukushimasaigai.jp/…
参加費5% 大阪・名古屋同様
◆2019年10月26日大阪会場
参加費5%→15000円(100名分)
◆2019年10月27日名古屋会場
参加費5%→5850円(41名分)
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