”障害者からみる”障害者雇用の現状
障害者の「職場の選び方」
まずは障害者雇用で働く場合、「何を重視するのか」をポイントに職場を選ぶことをオススメします。
- 給料面
- 場所
- 人間関係
- バリアフリー
- 支援者
- 仕事内容
など、どこに自分のポイントを置くかで働く意欲が変わってきます。全てのことを1つの職場に求めるのは無理があります。
ちなみに私自身は、
- 働く場の雰囲気が自分に合っているかどうか
- どんな人がいるのか
という点を基準に現在の職場を選びました。
しかし、実際業務を開始すると、業務内容が思っているのと違うというミスマッチが起こりました。入職する前に業務内容ももっとしっかり聞いておくべきでした。
働き始めると同じチームの職場の方の「まずは職場に来ることを目標にしたら良い。出来ないことはカバーするからお互いが出来ないことをカバーして働こう」と言って下さった言葉のおかげで気持ちが楽になりました。
このことをきっかけにずっと人に頼ってばかりではダメだと思い、1歩1歩前に進もうという意欲が湧きました。
心を奮い立たせる言葉を持とう
働き始めた時、たまたま本を読む機会があり「未来をかえるイチロー262のNextメッセージ」という本を読みました。
本に載っていた内容も自分自身の心を救ってくれました。
やってみて「ダメだ」とわかったことと、はじめから「ダメだ」といわれたことは違います。
という言葉が載っていました。
この言葉のように、「1度は挑戦すること」が非常に大切だと思います。
そして私自身、障害者手帳を持って障害者枠として働いていますが、必ず何か社会に貢献しているという気持ちを持って働いています。
誰もが、仕事を通して、人を元気づけたり、勇気づけたり、誰かになにか影響を与えていると思います。
障害者雇用として働く際には、障害の特性上、もちろん絶対に出来ないこともあるとは思います。しかし、自分なりに精一杯働いていれば、必ず誰かしらに元気や勇気を与えています。
勇気や元気を与えることは、生きているだけで誰しもが出来ることであり、私自身も職場の同僚の方にいつも元気や勇気を貰っています。
障害者雇用の未来への想い
これからの障害者の働き方として、企業で働くだけではなく在宅ワーク等の働き方も増えます。
日経新聞社の調査によると、上場企業約120社のうち、多くの企業が従業員に副業を容認する流れがあるという情報があります。
副業が認められ始めているということは、今後会社1つだけに頼っていては良くないという表れです。
今後は、障害者でも在宅で出来る仕事もたくさん増えてきます。
障害だからといって仕事を諦める必要はまったくないです。むしろ障害者だからこそ出来る仕事が今後は増えていきます。
そして、企業において健常者が障害者の気持ちを知ることでより良い環境や職場作りが出来ると私は考えます。私の願いは健常者と障害者お互いが笑顔で気持ち良く働ける場や障害者も輝ける仕事がたくさん増えて欲しいです。
最後に、この記事を書くことで、ほんのちょっとでも、少しでも障害者がより働きやすい社会になれば幸いです。
TAKESHI
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- ”障害者からみる”障害者雇用の現状 - 2019年9月11日