1. HOME
  2. インタビュー
  3. 農関係の仕事から看護師へ~仕事も私生活も大事にできる職場~

INTERVIEW

インタビュー

農関係の仕事から看護師へ~仕事も私生活も大事にできる職場~

今回は、農関係のお仕事から看護師さんの働き方をインタビューしました。

・インタビューさせて頂いた方

・30代/入職後3年/看護師歴約5年

一般&地域包括ケア病棟/趣味:フラダンス

わたしの働き方ストーリー

~これまでのキャリアを教えてください。

わたしは看護師になる前に、動物の飼料会社の農場部門でニワトリの飼育などをしていました(笑)

大学では理系学科で人間のDNAについて研究していました。子供のころの夢が北海道で牧場をすることで、動物に関わる仕事がしたいと考えたことが入社のきっかけでした。

就職したのは岡山県の企業で、2年間勤務して一人暮らしが寂しくて枚方市の実家に戻ることに決めました。

地元で農場系の仕事を探していたのですが、母親が看護師として働いていて、その姿を見ていると、年齢を重ねても働き続けることができる看護師に魅力を感じるようになりました。

また、親戚や大事な人を亡くした時に、自分に何ができるかの知識が曖昧で、もっと知識があればサポートすることができたのではないかと当時考えたこともあり、看護師専門学校に通い、27歳から看護師として働き始めました。

看護師として最初に働いた職場は、3次救急総合病院のICUです。そこで2年勤務し、その後、福田総合病院へ転職して今年で3年になります。

~最初の職場のICUは希望して選ばれましたか?

最初から一番厳しい環境で働くと、沢山の患者様さんを見ることで、知識もスキルも身に付くのではないかと考えてICUを選びました。

でも働いていくうちに、通勤は1時間以上で、当時残業の多い職場でしたので、仕事一色の生活に少し疲れを感じはじめ、約2年経過したときに転職を決断しました。

転職先の3つの基準

~転職先はどんな基準で探しましたか?

転職を検討した時に考えた条件は3つです。

その①プライベートと仕事を両立できること

その②急性期病院以外の亜急性期や慢性期の病院

その③枚方市からなるべく近い京阪沿線

という条件でした。

また、超急性期のICUしか経験がなかったので、自宅復帰を支援する領域など、

自分が経験したことない分野での看護観を広めたい!という希望もありました。

~ICUから一般&地域包括ケア病棟へ転職しどんなギャップを感じましたか?

多くの人数を持つっていうことが一番ギャップがありました。前職はICUでしたので、多くても2~3名の患者様様の担当でしたので、

転職して、最初の頃は4名の患者様様を担当するだけでも大変だと感じました。

ICUと違い、いろんな患者様さんから呼びかけがあるから最初はパニックでした(笑)

そんな時にも、周りの先輩方のサポートや声掛けが手厚くて、いっぱいいっぱいの時は相談させていただいたり、言わなくても理解してくれていることがとても大きかったです。

人間関係が良好で本当に良い職場です。

職場見学に来た時に、病棟の看護師さんが見学者の私にも笑顔で挨拶してくれたんです。

前職で、職場見学に来られた方がいた時を思い出すと、私はそのように対応できていなかったので、

その笑顔を見た時に、業務が忙しくても「心に余裕をもてる看護師さん」なんだなと感じ、この病院に転職を決意しました。

入職前も入職後も人間関係の良さはとても良いと感じていて、中途入職の看護師さんに気を配られていることに感動しました。

看護師としてのやりがい

~現職の看護のやりがいはどんなところにありますか?

今の職場は2F病棟は一般病棟と地域包括ケア病棟の混合病棟です。

地域包括ケア病棟では、病院と介護施設、在宅との橋渡しをする役割を担っている病棟で、2ヶ月で患者様さんをご自宅に帰れるように在宅復帰支援をすることが目標です。

前職のICUとの違いとしては、在宅復帰支援で自分が長期的に患者様と向き合えることです。

また、地域に根付いた病院ですので、一度ご自宅へ帰られた患者様が再び入院することも多く、より長くその方の生活に関わることができるところもやりがいに感じます。

~今の職場の魅力を教えてください。

福田総合病院では、整形の患者様がメインなのですが、リハビリされて元気にご自宅に帰る際に「ありがとう」って言ってもらえたり、

「あんた、久しぶりね!」みたいに患者様さんと親密な会話ができることが今の病棟の魅力ですね。

あとは、先輩後輩の仲がいいこと。みなさんそれぞれいろんな職場を経験しているからこそ、知識を共有できたりお互い様のチームワークがすごく魅力だと思います。

医師の方々がとても話しやすいというのも、看護師としては大きな魅力です。

わたしのやる気スイッチ

~「やる気」スイッチはどんなところにありますか?

白衣に着替えた時は、やっぱり変わりますね。

あとは趣味のフラダンスしている時。職場以外のコミュニティに参加し、プライベートでも「自分の居場所」があることが心のバランスを保つために大事だなって実感しました。

~「NG」スイッチはありますか?

朝の申し送りで、1日の業務量が自分のキャパを既にオーバーしているときは心が折れそうになりますね(笑)

~そういうとき周りにどう接してほしいですか?

自分から周りに自己申告します(笑)。大変なことも、みなさんと共有するだけで、心が少し楽になりますし、1日の予定を共有しあうことで、日中お互いに声をかけ合いながら協力することができます。

~あなたにとっての理想のチームとは?

なんでも相談しあえるチームですかね。看護はチームワーク。病院が目指す看護をするためにも、チームで共有できてないと、患者様も困ってしまうと思います。

ですので、常に情報を共有しながら、同じ方向を向いて、質の高い看護を提供することが大事だと思います。

~未来の職場の仲間へのメッセージ

私は、福田総合病院に来て人間関係の良さに救われました。

プライベートを大事にしたい人ももちろん、人間関係に問題を抱えていた人に向けて、そうじゃない職場もあるっていうことを感じていただけたらと思います。

============

以上、働き方をインタビューでした。

インタビュー一覧