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【働き方ラボ】Case11:石田竜生さんに学ぶ!「介護エンターテイナー」という働き方②

【働き方ラボ】Case11:石田竜生さんに学ぶ!「介護エンターテイナー」という働き方②

最近TV•マスコミを騒がしている「介護エンターテイナー」こと石田 竜生さんと医療者の新しい働き方をキャリアデザインの観点から私なりに分析してみました。
介護✖︎笑い✖︎リハビリで、新しい働き方を創り出した石田さんのクリエイティブな働き方はどんな経験から生み出されたのか?

今回は、その魅力的なキャリアデザインの秘訣に迫りたいと思います。

前回もお伝えしましたが、

医療•介護•福祉で活躍する人材の新しい働き方のヒントはズバリ!

「キャリアの掛け算」

医療✖︎〇〇、介護✖︎〇〇、福祉✖︎〇〇

でも、掛け算するための大前提は何かわかりますか?

それは「⁺(プラス)」になっていること。

当たり前なのですが、どちらも、インプットでなく、アウトプット(他社の利益になること)の領域まで、

自分の経験を持ち上げることが前提です!

 

「働く」=「傍」を「楽」にする

 

と言われますが、簡単に言うと、人や社会の役に立つことです。

でも、趣味でやっていることが人の役に立つこともありますよね?

例として、

趣味で始めたパン作りを友人に食べてもらったところ、

「メチャ美味しい!」と評判になり、パン教室を開くようになった。

というように、

インプットの領域から、アウトプットの領域になれば、それは仕事にできる可能性が高くなります。

ワーシャルでは、キャリアだけでなく、ライフを交えて人生をデザインするために、

「ライスワーク(食べるための仕事)」と「ライフワーク(趣味や生きがい)」の2軸で、

以下のような働き方MAPを作成したりします。

「私も掛け合わせで自分だけの働き方を実践してみたい!」という方は、

下記のように一度、働き方MAPを作成してみてはいかがでしょう?

▼「ライスワーク」と「ライフワーク」で考える働き方MAP

1

▼介護エンターテイナー石田竜生さんの働き方MAP

2

こうやって働き方MAPを見てみると、

石田さんの人生経験が今の働き方が、どんな経験をもとにデザインされていったか?が分かります。

もちろん、最初からそこを目指していたわけではなく、試行錯誤しながら、自分の趣味を特技まで高め、

単なる労働ではなく、仕事で成果を出せるようになり、

インプットからアウトプットの領域へ高めていった結果、

今の「介護エンターテイナー」という働き方にたどりついたとのことです。

いま日本人はインプット過多になっている気がします。

勉強会、セミナー、交流会、HOWTO本などなど、学ぶことに意欲的なのはとても良いことですが、

それを単に自分だけのインプットで終わらせているうちは、「消費」でしかありません。

何でもお金を出せば、サービスを受けられ、欲しい情報が手に入ります。

「キャリアの掛け算」で大事なのは、

インプットで終わるのでなく、アウトプット(他社の利益になること)の領域まで、自分の経験を持ち上げること!

そして、「消費者」から「生産者」へ転換すること!

「好きこそものの上手なれ」

目の前に夢中になることがあれば、とことんやって、ぜひたくさんアウトプットしてください!

▼介護エンターテイナー石田竜生さんの介護レク動画

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キャリアアドバイザー 中西 信雄

キャリアアドバイザー 中西 信雄

創業者一般社団法人ワーシャル
(プロフィール) 元上場企業のキャリアコンサルタントとして、技術系から医療系人材まで約5000人のキャリア相談及び、法人採用サポートに従事。現在は、”旅する人事”として全国の中小企業を訪問しながら、地域で働く魅力を発信中。複数社の人事採用アドバイザーとして、地域課題解決型研修を企画し、個人・企業・社会の三方良しの職場づくりに取り組んでいる。

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