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第2回 医療介護福祉 働き方プレゼンピッチ『仕事を創ることは未来を創ること』 開催後レポート

2018年10月27日、大阪梅田で一般社団法人ワーシャル主催の「医療介護福祉 働き方プレゼンピッチ」が開催されました!おかげさまで定員の100名が満席となり、会場は熱気に包まれました。

「働き方プレゼンピッチ」とは?

「副業元年」といわれる2018年1月、厚生労働省より、「副業・兼業ガイド促進ガイドライン」が発表されました。政府主導の働き方改革により、大手企業だけでなく、神戸市などの行政の公務員も「副業解禁」が広がり、「副業採用」を実施する法人など、採用活動にも変化がみられています。

一方で、「2025年問題」、つまり団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されています。

社会と医療介護福祉職をもっと元気にする「社会的複業」

現場の医療介護福祉職は、人との暖かい交流がある仕事に大きなやりがいを感じている反面、漠然とした不安を抱えている人も少なくありません。

・「このままで良いのだろうか?」

・「何か違う働き方があるのではないか?」

・「もっと自分の力を活かせる場所があるのではないか?」

そこで、実際に医療介護福祉分野で、【その人らしい働き方】を実践している登壇者5人をお迎えし、プレゼンピッチを開催しました。(※”プレゼンピッチ”とは、プレゼンテーションを行い協賛者を募る場のことです。)

登壇者の皆さんは、「社会的複業」を通して、社会に価値を提供しながらユニークな方法で自己実現に邁進されている方々ばかりです。

第2回働き方プレゼンピッチ 登壇者 発表内容紹介!

以下にご紹介する5人が今回の登壇者の方々です。皆さん、思いの伝わる素晴らしい熱量のプレゼンで、会場が熱気の渦に包まれました!

ハプニングも余興に変える神司会者のお二人

【介護✖️園芸 農業福祉の可能性に挑む!】赤星薫さん

ハッピースマイル代表 / 介護福祉士 / 園芸教室

▶️詳細はこちら「登壇者紹介 赤星薫」 

【ピンチはチャンス】

介護士として働く中で、心と体の不調を体験し「しないといけない!」という思が自分を苦しめていることに気付いたという赤星さん。それから、やりたくないこと、やらなくて良いことにフォーカスし「キャリアの棚卸し」を行なったそうです。現在は好きなお花と笑顔に囲まれ、働くことを楽しめるようになったとのことでした。赤星さんのプレゼンピッチは終始優しい空気に包まれていて、お人柄が滲み出ているようでした。

プレゼン内容

【医療従事者の”パラレルキャリアのパイオニア”】細川寛将さん

▶️詳細はこちら「登壇者紹介 細川寛将」

【一億総複業時代】

後輩の相談をきっかけに、収入源を分散させて働く方法を偶然知った細川さん。それから皆が自分のしたいことをして収入を得つつ、それが社会貢献になる活動を推進。自身もパラレルキャリアを実践しつつ、情報発信を行なっています。

・”300”万円(将来予想されている療法士の平均年収)

・”0.6”%(修士課程修了後の給与インセンティブ)

・キャリア形成の”8”割は偶然によるもの

など、具体的な数字を用いたプレゼンピッチが印象的でした。

プレンゼン内容

【フクシ×ファッションショーで誰もが輝ける場をつくる!】倉橋健太さん

▶️フクシル株式会社 代表取締役 / 経営者

詳細はこちら「登壇者紹介 倉橋健太」

【志事を創る】

以前は広告代理店に勤務されており、その知識とスキルを活用して介護業界でファッションショーを企画・開催している倉橋さん。プレゼンピッチでは、自分がこの事業を始めることになった偶然(というか奇跡!)のような体験をお話下さいました。何より自身の仕事に対する熱量がすごく、会場全体が熱気を帯びました。

プレゼン内容

【障がい者の生活を楽に楽しく!ユニバーサルモノづくり!】国宝孝佳さん

▶️株式会社国宝代表/ラクラス調査チーム(Facebook)

詳細はこちら「登壇者紹介 国宝孝佳」

「ドラゴンクエスト3」の勇者のプレゼン画像から始まった国宝さんのプレゼンピッチ。会場のみなさんの心をグッと掴みました。”勇者になりたい”国宝さんは、全国を冒険し、障がいがある方も使いやすいデザイン(ユニバーサルデザイン)の商品開発を行なっています。

「パーティーの仲間を募集!」と非常にキャッチーで、国宝さんらしいプレゼンでした。

プレゼン内容

【病院”外”に出番がある!過疎地域 コミュニティナース】荏原優子(えばらゆうこさん)

▶️詳細はこちら登壇者紹介 荏原優子(えばらゆうこ)

奈良県山添村の中核地点を考慮した結果、ガソリンスタンドで働きながら地域を支えるコミュニティナースとして看護の知識を活かして社会貢献を行なっている荏原さん。「看護はアート」など印象的なフレーズと、山添村の雄大な自然のビジュアル(写真)を上手に使ったプレゼンで参加者の心を魅きつけました。

プレゼン内容

会場の皆さんも夢中で聞いておられました。

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生き方専門家 西野 英行
ポジティブ心理学実践インストラクター/理学療法士/ブロガー。本業をしながら、個人で多方面に活動する「セミフリーランス」という新しい働き方を実践中。著書「100歳まで元気でいるための歩き方&杖の使い方」

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